by さときち
野球は、ずっと嫌いだった
小学校1年生から野球を始めましたが、実はそこまで野球が好きではありませんでした。
それなりに上手かったこともあって、普通の県立高校ならチヤホヤされるくらい。でも心から「野球が好き」とは思えなかったんです。
高校3年生、主将として感じた“ギャップ”
高校3年生では主将も務めましたが、周りとの温度差や真剣度の違いにモヤモヤ。
「このまま続ける意味があるのか?」と悩み、4月には本気で辞めようと思ったこともあります。
救ってくれたのは、部長の先生だった
そのとき支えてくれたのが当時の部長先生でした。
先生は私の話を親身に聞いてくれ、「俺もグラウンドにいるから待て」と声をかけてくれました。
仕事もある中、いっしょにグラウンドで汗を流してくれた先生。
その姿勢に心を打たれ、「もう一度、夏までやってみよう」と思えたのです。
セレクションで感じた“野球の楽しさ”
夏の予選終わって数日した所、そんな私に、先生から電話が来ました。
「遊びでいいからセレクション行くぞ!」と。
高校卒業後野球は続けないとは伝えていましたが、拒否権はなかったです😆
気乗りしなかったけれど、言われるがままに参加。
そこには、全国から集まったエース、主将、4番たちが100人以上。
緊張の中で行われたノックやボール回し…でも、不思議ととても楽しかったのです。
「野球って、やっぱり楽しいんだな」
そう思えた瞬間でした。
あの瞬間がなかったら、野球はただ苦しいものだったかもしれません。
でも、今でもこうして道具を見返すと、あのとき感じた「野球って楽しいな」という気持ちが蘇ってきます。

当時使っていたグローブとスパイク。ボロボロだけど、今も大切な宝物です😆
あの経験が、今の自分を作っている
あの時間がなかったら、私は今でも「野球=しんどいもの」と思っていたかもしれません。
でも、あのときノックを受けて感じた楽しさが、今も自分の中に残っています。
だから、今草野球が楽しくできている。
本当に、あの先生には感謝しかありません。
⚾ 草野球を再開したきっかけは、“楽しかった記憶”でした。
これから少しずつ、その楽しさをみなさんと分かち合っていきたいと思います。

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